地域✕ESD

多文化共生と防災を学ぶ(中部ESD拠点)

中部ESD拠点(基盤部門)は、伝統知を用いたESD活動の一環として、3月12日、防災をテーマにした博物館「輪中の郷」で、
在日外国人を対象とした防災・減災ワークショップを開催しました。
第一部では、日系ブラジル人、フィリピン人、中国人など60名が参加して、諸戸靖氏(輪中の郷前館長)の講演を聞き、館内を見学しました。
また、第二部では、国際非常食フェアと題して、各国の災害時の非常食を調理しました。
日本人大学生と初めておにぎりを握った外国人参加者は楽しみながら防災・減災について学びました。(Vol.23)

 

愛知県ユネスコスクール交流会開催(愛知県教育委員会)

愛知県教育委員会の主催で年10月29日(土)、愛知県ユネスコスクール交流会が名古屋市公会堂(鶴舞)で開催されました。
基調講演では、(株)ユニクロのCSR部のシェルバ英子氏が、不要になった服を回収して途上国支援を行う活動を紹介。
交流会では、ポスター発表12校、国内交流派遣校活動発表3校、ユネスコスクール活動発表3校、ワークショップ4団体の活動発表がありました。
中部大学からは、ワークショップ(宮川秀俊教授)と分科会ファシリテーション(影浦順子助教)に参加しました。(Vol.22)

 

「三河湾大感謝祭」開催!(中部ESD拠点)

愛知県環境部の主催で7月23日(土)、豊橋市のライフポート豊橋において、「第3回三河湾大感謝祭」が開催されました。
中部ESD拠点は、シンポジウムやブース出展に参加しました。
シンポジウムでは、前半に、中部ESD拠点の推薦により参加した豊橋市立章南中学校と愛知県立安城農林高校の生徒が、
それぞれ、三河湾の干潟学習活動と森林保全について活動報告をしました。
後半に行われたパネルディスカッションには、中部ESD拠点から古澤礼太事務局長が参加し、三河湾の魅力と課題について議論を行いました。(Vol.21)

 

犬山市でユネスコスクールの見学会を開催

中部大学は 、ESDコンソーシアム愛知の代表機関として学校教育におけるESD活動の支援を行っています。
その一環として、1月26日(土)、犬山市立東小学校で、ユネスコスクールの見学会を開催しました。
犬山東小学校は、犬山市で唯一、ユネスコスクールの認定を受けています。
見学会では、最初に授業見学が行われ、環境保全、戦争・紛争、差別問題などに関する解決策について、
児童たちがグループで行った調べ学習の成果を報告しました。その後、場所を移して、参加した他校の教員らとの意見交換会も行われました。(Vol.20)

 

中部ESD拠点「ネットワーク会合2015」開催

中部ESD拠点協議会は11月29日(日)、中部大学名古屋キャンパスで、「ネットワーク会合2015」を開催しました。
会合では、今後5年間に新たな体制で実施する活動内容の提案と検討を行いました。
具体的には、これまでのセクターやテーマ別の分科会体制を見直し、
①基盤部門、②実践部門、③研究部門の3部門体制を始動。
ユネスコが掲げる、ESDの「グローバル・アクション・プログラム(GAP)」の終了年の2019年を目途に、
東海・中部地域の多様な主体の参加によるESD活動の更なる発展をめざします。(Vol.19)

 

災害と障害者・高齢者をテーマに市民フォーラム (中部大学地域医療・障害者支援領域センター)

11月12日,中部大学地域医療・障害者支援領域センターの主催で「災害と障害者・高齢者」をテーマとした市民フォーラムが開催されました。
工学部の磯部友彦教授によるまちづくりに関する講演に続き、東日本大震災でボランティアを勤めた作業療法士からの報告や
春日井市の災害時障害者・高齢者支援策の紹介が行われ、その後、障害当事者や支援者らと共に全体討論が行われました。
当事者と関係機関が備えるべき課題が明確になりました。

 

仙台のESD地域拠点と震災復興の連携を模索 (中部ESD拠点)

6月26日、宮城教育大学で国内6か所のESD地域拠点(RCE)が集い、今後の震災復興の連携や災害対応の情報共有などに関して議論を行いました。
中部ESD拠点では、震災後から、避難所等で暮らす子どもたちの心のケアを目的に、紙芝居を贈るプロジェクトを実施。
これまでに、南三陸町の避難所等へ紙芝居を寄贈したり、実際にメンバーが現地に出向き、読み聞かせの活動を行いました。
今後は、東海大震災の"将来被災者"として、東北から地域のつながりや被災後の連帯について学ぶことになりました。

 

岐阜県で中部ESD拠点総会・フォーラムを開催

2007年10月に国連大学から認定を受けて以来、3年が経過した中部ESD拠点が11月19日(土)、
岐阜県県民ふれあい会館で第4回中部ESD拠点総会およびフォーラムを開催しました。
一昨年の愛知県、昨年の三重県に続いて岐阜での開催。
生物多様性COP10の総括として開催され、基調講演にCOP10支援実行委員会アドバイザーの香坂玲氏を招いて、
COP10の成果と課題をお話いただきました。
またフォーラムでは、愛知・岐阜・三重から持続可能な発展のための教育の先進事例報告やグループ討論を行いました。

 

愛・地球博記念公園に地球市民交流センターが開館

持続可能な社会づくりをめざした愛知万博の理念と成果を継承・発展させるための拠点となる
新施設「地球市民交流センター」が10月1日、愛・地球博記念公園内にオープンしました。
開会式典では、ESDの要素が盛り込まれた「地球市民交流宣言」が発表され、中部大学の学生ら10名が朗読を行いました。
続く記念講演会では、応用生物学部の涌井史郎教授と元愛・地球博チーフプロデューサーの福井昌平氏が講演。
ESDの重要性や中部ESD拠点の役割なども言及されました

 

外国籍市民のための自立支援

春日井市には、現在約1000人のフィリピン国籍の市民が住んでいます。
国際関係学科の羽後ゼミ有志が中部・日比助け合いネットワーク(SALVIFIC)に協力し、「若いフィリピン人の母親のためのマニュアル」を作成しました。
このマニュアルは、昨年度、SALVIFICが実施した自立支援活動講座のフィリピン人参加者の意見を参考にして制作。
教育、健康、法律など、生活に不可欠な情報を盛り込み、在日フィリピン人の生活をサポートする目的で作られました。
新聞などでも紹介され、好評を博しています。

 

中部ESD拠点、三重大学にて総会&フォーラムを開催

国連大学認定の中部ESD拠点(RCE Chubu)は、昨年12月5日(土)に、三重大学にて第3回中部ESD拠点総会&フォーラムを実施しました。
中部ESD拠点代表の飯吉厚夫中部大学総長からの挨拶に続き、同拠点運営団体のひとつで会場の提供者でもある、
三重大学の理事・副学長、松岡守先生より、歓迎の言葉をいただきました。
フォーラムでは、活動対象地域である愛知・岐阜・三重から、特に今回は若者のESD活動に焦点を当て、活気溢れる活動報告や、熱い意見交換を行いました。

 

国連大学認定「中部ESD拠点(RCE Chubu)」の活動

中部ESD拠点は、愛知・岐阜・三重3県をカバーする地域で、
教育機関・行政・市民団体・経済団体などが協働して持続可能な発展のための学びを進めるネットワーク組織です。
中部大学が幹事機関となって、国連大学から認定を受け、世界63地域と連携しています。
中部大学からは、飯吉総長が中部ESD拠点代表として、寺井教授(応用生物学部)が運営委員会委員として参加。
また、事務局は、中部大学内に置かれています。
現在、中部ESD拠点が進めるプロジェクトをシリーズで学ぶ「中部ESD拠点連続講座」を実施中。
詳細は、「chubu esd net」にて