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過去の共同研究

「持続可能な発展のための教育 (ESD)」研究会

2007年4月3日の教員総会におきまして、飯吉総長から、このたび中部大学は、「国連・持続可能な開発のための教育(ESD) の10年」のこの地域での事業推進の申請主体として認証申請を行うことの紹介がありました。

さて、「持続可能な開発のための教育 (ESD) の10年」は、1992年に環境と開発に関する世界首脳会議で討議され、アジェンダ21の第36章に盛り込まれた事業で、「経済的、社会的、環境的な側面を総合的に考慮して将来の社会のあり方を考えるような方法を身につけるための教育」とされております。この事業を推進するための地域の主体となる組織である「Regional Centres of Expertise」(地域拠点:RCE)が現在世界で35個所認証されており、順次その数が増加しつつあります。中部地域での拠点は、本年8月の認証に向けて準備が順調に進められており、5月に申請書が提出される運びとなっております。

本学がこの事業を推進するにあたり、中部高等学術研究所では、学内の研究会として、「持続可能な発展のための教育 (ESD)」研究会を発足させることにいたしました。

上述のように、「持続可能な発展のための教育 (ESD)」とは、経済的、社会的、環境的な側面を総合的に考慮しての発展であり、またその教育であるといいますことは、文系、理系を問わず、われわれの研究・教育活動そのものであるとも解釈できます。是非この研究会にご参加いただき、また、それぞれの分野でのご研究の成果をご紹介いただければ幸いです。

何卒よろしくご指導、ご支援のほどをお願い申し上げます。

                                                  平成19年5月7日
                                                中部高等学術研究所
                                                   副所長 野口 忠

はかる─はかりはかられる人と世界

「はかる」ことは人類の最も基本的な知的・実践的営みであり、それぞれの文化は「はかる」ことの固有の意味と技術を展開して、エスノ・サイエンスを築き上げてきたと思われます。

この共同研究の目的は、「はかる」という言葉を出発点として、その多面的な意味づけと、はかる技術を文化的・社会的・および歴史的に検討し、そのことを通じて近代的知識の再検討と学問の再構築を目指すことにあります。また「はかる」という共通の場を設定することによって、理工系の先生方に加わっていただき、文理融合を図ることもこの共同研究の重要な課題であります。